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Python-Fu Gif自動化スクリプト 第1弾

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 Python-Fuで回転するGif画像を自動で生成するプログラムをつくってみた  gifは動く画像として様々なところに使用されています。今回は下の歯車画像のようにGIMPを使用して回転するGif画像を生成するスクリプトをPyhonで作りました。 このスクリプトは ここから ダウンロードできます  1. GIMP で gif 画像を作る方法 GIMP から gif 画像を作成する方法を先ほどの歯車画像を例に軽く説明します。   1. 画像を用意する(今回は歯車) 2. 画像をコピー (レイヤーを追加) 3. GIMPの回転機能を使い画像を回転する  移行2~3を繰り返す   GIMPではレイヤーをパラパラ漫画の紙に見立ててgif画像を出力します。今回は回転させるだけなのでレイヤー1枚ごとに角度の変化をつけることで回転している歯車の画像をつくることができます。 (1枚目は0°、2枚目は5°、3枚目は10°、4枚目は...) 2. 単純操作の自動化  今回は画像を 複製→回転... の手順を必要なだけ繰り返す必要があります。この手順が少なければ問題ありませんが、これが50回、100回などの回数になると手動ではかなり面倒になります。   そこで今回は "Python-Fu" を用いてこの作業を自動化させます。  「複製→回転」 の単純動作をプログラムで自動化させればよさそうです (Python-Fu とは Python言語でGIMPの作業を自動化させたり機能を追加したりできる機能らしいです。)   Python-Fuの自動化プログラムは以下のようになります。   import math from gimpfu import * def plugin_main(image, layer, NoL,name,deg): x=(image.width+1)/2 y=(image.height+1)/2 rep = "(replace)" ms = 100 new_layer = [0] * NoL gimp.message("Start" ) gimp.message(str(NoL)) layer = image.active